Tableauの利用料は年間12万円ほどですが、それでAI機能がつき、自由自在に質問回答とグラフ作成等を行ってもらうことができるならばリーゾナブルと考えて、調べていきました。調べた結果はAI機能(Einstein Discovery)を使うにはSalesForceとの連携が必要となり、その分の使用料が追加的に発生するということでした。
ただし、「Einstein Copilot for Tableau:対話が可能な「生成AI」アシスタントは12万円の利用料で使えるということでした(この記事は別投稿とします)。
(私の質問)
Tableauの「Einstein DiscoveryがTableauのネイティブ機能ではなく、Salesforceプラットフォーム上で稼働するサービスであるということです 。そのため、この機能を利用するには、分析対象のデータをSalesforceの分析基盤であるTableau CRM(旧称 Einstein Analytics)環境にアップロードする必要があります」ということですが、そうするとSalesForceに対する追加料金は発生しないのですか
(Geminiの回答)
はい、その通りです。Salesforceに対する追加料金が原則として発生します。
TableauライセンスだけではEinstein Discoveryの機能(特に予測モデルの構築や管理)を利用することはできず、別途Salesforce側のライセンス契約が必要になります。
ご認識の通り、Einstein DiscoveryはTableauのアプリケーション内に完全に含まれる機能ではなく、Salesforceプラットフォーム上で稼働するAI/分析サービスです。
Tableauの役割: 分析したいデータをEinstein Discoveryに送り、予測結果を受け取って表示するための「インターフェース」として機能します。
Salesforceの役割: 送られてきたデータをもとに、機械学習モデルの構築、予測計算、インサイトの発見といった頭脳部分(AI処理) を担当します。
このSalesforce側の高度なAI処理基盤を利用するために、Tableauライセンスとは別にSalesforce側のライセンスと、それに伴う追加料金が必要となる仕組みです。
Einstein DiscoveryをTableauで利用するには、主に以下のいずれかのSalesforceライセンスが必要です。
CRM Analytics Plus (旧称: Tableau CRM Plus / Einstein Analytics Plus)
Einstein Predictions
これらのライセンスはTableauライセンスとは独立しており、追加費用が発生します。
※料金は契約内容によって変動します。
結論として、TableauでEinstein Discoveryの強力な予測機能を利用するには、TableauとSalesforceの両方に対する投資が必要になります。
データをSalesforce環境にアップロード(または接続)して処理を行うため、その処理基盤の利用料としてSalesforceへの追加料金が発生する、とご理解ください。
導入を具体的に検討される場合は、必要な機能要件を整理した上で、Tableauの営業担当者またはパートナー企業に正確な見積もりを依頼することをお勧めします。