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作成日:2025/08/03
Tableauの2つの生成AI機能Einsteinについて

TableauでAI機能が12万円の利用料で使えるかどうか調べていくうちにTableauの生成AI機能Einstein機能について2つの理解の仕方があるとわかりました。

(Geminiの回答)

Einstein Discoveryと、最近のTableauの生成AI機能(Einstein Copilot for Tableauなど)は、同じ「Einstein」の名を冠していても、その目的と使われ方が大きく異なります。

Einstein Discovery:強力な「拡張分析(Machine Learning)」ツール

 Einstein Discoveryは、生成AIというよりも機械学習(ML)を利用した高度な統計分析・予測ツールです。

  • 役割: 特定のビジネス目標(例:解約率の最小化、受注確度の最大化)に対して、その要因となっている変数を特定し、将来の結果を予測するモデルを構築します。

  • 統合レベル: Tableauとは「連携」する形をとります。Salesforce側で予測モデルを構築・デプロイし、それをTableauのダッシュボード拡張機能や計算フィールドから呼び出して利用します。このため、利用開始までにはSalesforceとTableau双方での設定が必要となり、「比較的簡単」とは言えない、より専門的な準備を要します。

 Einstein Copilot for Tableau:対話が可能な「生成AI」アシスタント

 こちらは、ユーザーが自然言語でデータと対話できるように設計された、まさに「生成AI」機能です。

  • 役割: 「昨年度の地域別売上を見せて」「このデータを製品カテゴリでまとめて」といった曖昧な指示から、データの可視化や要約を自動で生成します。データ探索のプロセスそのものを支援します。

  • 統合レベル: TableauのUIにアシスタントとしてネイティブに組み込まれており、特別なモデル構築なしに、すぐに会話を始められます。こちらが「ツール内に統合され、比較的簡単に利用開始できる」と表現した機能です。


 機能と位置づけの比較 

  Einstein Copilot for Tableau / Tableau Pulse Einstein Discovery
カテゴリ 生成AI (Generative AI) 拡張分析 / 機械学習 (Augmented Analytics / ML)
主な目的 データとの対話、探索的な分析、インサイトの自動要約 特定の目標に対する予測モデルの構築と要因分析
ユーザー体験 自然言語で質問し、動的に回答やVizを得る 事前に構築したモデルをダッシュボードに組み込み、予測値を表示する
統合レベル Tableauにネイティブに内蔵 Salesforceで構築し、Tableauと連携(拡張機能)
導入の容易さ 比較的容易。すぐに利用開始できる。 専門的。Salesforce側でのモデル構築・設定が必須。

 


まとめ 

  • Einstein Copilot for Tableauなど: 対話型の生成AI。Tableauに内蔵

  • Einstein Discovery: 予測モデル型の機械学習。Tableauと連携